私のプロフィールにも書いた、好きな本「智惠子抄」について。
長年家にあった「光太郎智惠子」。
その本が、そもそものきっかけではありました。
そして80年代半ば、某人気バンドが本を出しました。
あるメンバーの学生時代からの愛読本が「智惠子抄」だと知りました。
その後しばらくして、思い出したように文庫本で買いました。
読みまくったおかげか、カバーがボロボロに。
外して中の本だけ、が嫌だったのでそのままで保存することに。
数年前に買い直しました。
バンドは90年代に解散、数年後の2000年代にある出来事が。
昔からメンバー間で軋轢があったのを知りました。
(にわかor熱心な)ファンからすれば、知りたくもなかったことばかり。
一連の報道を通して、そのメンバーの言動行動に???でした。
光太郎そして智恵子の思いが生かされていなかったのかな、と。
にわかファンだったから、熱は早々に冷めていました。
とはいえ、そのメンバーが「智惠子抄」のきっかけだったのは確かです。
ちなみに――
中古の単行本で「光太郎智惠子」と「智惠子抄」を買いました。
「光太郎智惠子」は何版目かでけっこう古かったです。
(後ろのページで、補足として新たに見つかった手紙を何通か載せたもの)
「智惠子抄」は、更に古くてクタクタのケース入り。
中身の本もケースから出すのに躊躇するくらいのクタクタぶり。
買いはしたけれど、そんな状態だったのであまり開いていません。