明るくなるどころか、その逆を突き進んでいきました。
一応は義務教育だったので、学校には行ってましたが。
本当に面白くありませんでした。
楽しみをどうやって見つけていたのやら。
友達ができず、というか甲斐性はなし。
寄ってくるのは、冷やかし=いじめっ子ばかり。
中3の1年間、ある呼び名で言われ続けました。
クイズ番組での回答の件があったし、やめてほしいと言いました。
聞いてくれるでもなく、逆に面白がられる始末。
あ~あ・・・言うんじゃなかった・・・。
その呼び名の元、かもしれない言葉を知りたくなりました。
辞書で2つ、近い言葉(何なのかはナイショ)が見つかりました。
1つの言葉の意味は「いなかっぺい」。
もう1つの言葉の意味は「威張って歩く」。
ニュアンス的には何となくわかります。
愚図で間の抜けた、阿呆な女の子、なんだと。
そう思われても仕方がない、なんて思いたくもないのだけど。
とっくにやる気が失せていました。
入学当初から見透かされていたのか?
表現は良くないけれど、“ろくでもない人間”と関わっていたのです。
もちろん、学校なので仕方なく。
プラスになるはずもなかったのだけど。
同じ中学に行った、“ジャイアンのような女の子”も然り。
中学で出会ってしまった子がいます。
口八丁手八丁で手癖が悪かったのです。
人の物は自分の物、自分の物は自分の物。
そんな考え方だったようです。
我が家に来て、知らぬ間に私物を取っていったのです。
催促してもなかなか返してくれず。
珍しく渋々ではあったけれど英語の辞書を返してもらえました。
ところが、裏表紙にはその子の名前が。
マジックで書いてあって除光液は使えません。
消そうとしても消えず、大変でした。
成績も中2くらいまでは中の中~下を行ったり来たりでした。
中3の頃には、中の下、どころか下の下になっていました。
(中学では、5段階や10段階ではなく100点評価でした)
一応勉強はしても全く身にならず。
それでも学校生活が楽しければ、まだ救われたのかもしれませんが。
ムードメーカーをめざしていたのかもしれません。
でも、中1の時点でお面呼ばわりされていた私です。
幻想もいいところでした。
とっくに良い評価はされなかったのでしょう。
卒業式前にもらった、学校での“お約束”クラスの色紙への寄せ書き。
一応は“お約束”だったようで、私にとってありがたみは皆無でした。
ある呼び名で呼んでいた当事者からもありました。
しかも、私が嫌がっていたその呼び名で。
あれだけやめてほしいと言ったのに・・・。
あの時も、この時も馬鹿にして聞き入れてくれなかったのです。
数年後、腹立たしくなってきて色紙はゴミ箱にポイしました。
まだ部活での寄せ書きのほうが、少しはありがたみはありました。
卒業式は、小学校の時同様泣かずにいて、普段通りでした。
皆とお別れ、寂しいな悲しいな、なんて感情はなかったです。
高校では楽しい日々が待っている。
そんな“幻想”をまだ抱いていたのかな・・・。