ずうとるびにとっての1976(昭和51)年。
まぁ、いろいろあった年、でした。
詳細は触れませんが。
“問題作”「ペチャパイブギ」の2ヶ月後に出たのが「愛の反逆」。
数字(売り上げ)が期待されていたようです。
実際、右肩上がりだったとか。
昔たまに行っていたレコード店のレジにチャート紙が貼ってありました。
ある時、店で見たらTOP100の“左側”(50位以内)でした。
それも、上から数えたほうが早い20位台だったのです。
間もなく10位台か、と期待してました。
もしかしたら、初の10位以内もいけてたかもしれません。
ところが、間もなく所属レコード会社が倒産。
ずうとるびのこれまでの作品すべてが、店先から回収されたのでした。
(ずうとるび以外のすべての所属アーティストも)
「愛の反逆」の初CD化は32年後の2008(平成20)年。
ずうとるびにとって初のCDベスト盤の中の一曲でした。
どうしても収録したかったこの曲の原盤を探すのに大変だったとか。
30年以上、どこに保管されていたのやら?
余談ですが――
ずうとるびが移籍したレコード会社は、既に存在していません。
倒産したのではなく、数年前に再編で他社に吸収されたのです。
合併先にレーベルとして存在しています。
今後、ベスト盤やアルバムの再販は、そこからになるのでしょう。