気まぐれで我がままなアルペジオ

真面目に?ゆるゆると綴っていきます。 ほんのひと時でもごひいきを。

SUGAR BABE「SONGS」

あれは90年代末or2000年代初頭。

某ショッピングセンター内のCDショップの片隅を何気に見ました。

ワゴンの中には“○%DOWN”のシールが貼られた山積みのCDが。

在庫一掃の意味合いだったのか?

定価より何割か安くなっていたのです。

いわゆるワゴンセールの中から見つけたのがSUGAR BABEの「SONGS」。

19年後の1994年(94年版)、リマスターによる再リリースでした。

(帯には20年後、となっているけれど)

ja.wikipedia.org

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情報に疎い私でした。

70年代当時、山下達郎さんも大貫妙子さんも全然知りませんでした。

もっとも、私個人が知らなかっただけではなかったようです。

バンドも(達郎さんや大貫さん以外のメンバーも)楽曲も無名だったとか。

否、知る人ぞ知る、だったのかもしれません。

「SONGS」が当時どのくらい売れていたのかはわかりません。

「チャート入り(100位以内)を逃した」と大瀧詠一さんは言っていました。

まぁ、推して何とやら、なのでしょうが。

 

オレたちひょうきん族」のエンディングテーマだった「DOWN TOWN」。

当初はEPO嬢のオリジナルだと思っていたのです。

そう思わせるくらいに新しかったってことなのでしょう。

後からSUGAR BABEのデビュー曲のカバーだと知りました。

 

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それから、ボーナストラック付の94年版の「SONGS」を聴いていました。

ところが、この春2015年版の「SONGS」をAmazonで買ったんです。

いわゆる40周年版で、2枚組!!

1枚は2015年バージョンのリマスター。

もう1枚は2015年バージョンのリミックス。

それぞれ、“お約束”のボーナストラック付。

それでいて、値段はアルバム1枚分。

40ページ以上のブックレットが、まるでSUGAR BABE関連の資料のよう。

お得感は半端じゃありません。

以降、94年版より2015年版を聴くことが多くなりました。

週の半分近くは、夜に2015年版の2枚のうちのどちらかを。 

まさに“はまる”感じでした。

夜なんで、どうしても眠くなってきて、ついウトウトと・・・。

気づいたらあと何曲かで終わりだったり、終わっていた、なんてことも。

 

購入から1週間も経つか経たないかだったある日。

ブックレットの達郎さんのコメントで、2005年版があるのを知りました。

いわゆる30周年版。

94年版や2015年版とはボーナストラックも違うとか。

入手可能で、かつあまり高くなければ、欲しくなるものです。

速攻とまではいかないけれど、ヤフオク!で新品を見つけて入札しました。

以後、夜に30周年版、あるいは40周年版のどちらかを聴くような状態に。

他のCDはそっちのけに近くなっていました。

 

実は、初CD化は94年版だと思っていたのです。

そちらのブックレットには「過去にもCD化された」とありました。

過去には、ということは?で――

ウィキペディアによれば、86年が初CD化だったようです。

ヤフオク!でアナログ盤が出品されているのを見たことがあります。

当時のCDは見たことがありません。

もっとも、アナログ盤は高額過ぎなので、傍観状態ですが。

おそらく、86年版CDはボーナストラックなし、でしょう。

発売当時に近い(のかな?)そちらも聴きたいなぁ、と思うことも。

いつか単独で再リリースを、と思っているのだけど、果たして?