小学校低学年の時に母が買ってきてくれた「ちびくろサンボ」。
表紙・裏表紙と暗めの赤で、そんなに大きくない絵本だったと思います。
表紙の中心に黒人の男の子・サンボが描かれていた、でしょうか。
何となく記憶に残っている場面があります。
それは――
虎が木の周りをグルグル回っているうちに、バターになって溶けた？のです。
もちろん、絵付きで。
現実にはあり得ないんだけど、怖いなぁ、と思いました。
描かれていたテーマは知る由もなく、好きで読んでいたと思います。
数年前の絶版報道には驚きました。
本のタイトルや内容が人種差別、だとか。
中古でもない限り入手は不可に近い、でしょう。
あの頃、知らずに読んでいたのが良かったのかどうか？
虎が溶けたあの場面も、当然NGです。
一時的にせよ、子供の頃に大好き”だった”絵本でした。
積極的に読み返してみよう、とは思わないです。
