短大卒業後。
いわゆる”社会人”にはならなかったのは確かです。
履歴書を提出→試験→面接→合否を待つ。
なんて経験はしてこなかったのです。
求人票を見ても、学んでいたのに関係するものがほとんどだったし。
入学当初から、そちら方面で仕事をするつもりはなかったのです。
ひとつだけ、とある四年制女子大の三年生からの編入があったっけ。
でも、関連学部のようだったので、速攻で”さよなら”。
帰郷後は、”お役所”関係のバイトをいくつも経験してきました。
比較的短期間なのが多かったのを覚えています。
長期間だととてもじゃないけれど持たなかったかもしれません。
尋常じゃないくらい不器用です。
単純作業の、手先を動かしてってのも経験しました。
そういうのは大の苦手。
「できて当たり前。」
「その程度のことができなくてどうするの?」
「馬鹿じゃないの?」
等々。
”普通”に名を借りた思い込みがあったのでしょうか?
モラハラ、パワハラ・・・あらゆるハラスメントを受けてきました。
努力してもどうしようもない範ちゅうでしかありませんでした。
母の友人を通して(コネ?)採用された、とある職場。
そこがいちばん長かったのです。
契約の関係だったのか、途中で何度か更新がありました。
勤務時間は比較的短時間(月に何回か残業もあった)。
立場的に何時解雇を言い渡されても不思議ではなかったのです。
職場絡みで、とある工場に3回くらい?
断続的に短期間派遣されていました。
尋常じゃない不器用さゆえに、そこでもハラスメントは受けましたが。
それでもどうにか慣れてきたかなぁ。
と、少し感じるようになっていました。
少なくとも、最後になった派遣の時までは・・・。
あの時、高校時代に私を揶揄した男の子によく似た男性がいました。
人事を牛耳っていた立場だったのかどうかは知りません。
その男性から言い渡されたのは、空になった箱を潰すこと。
それも、朝から夕方まで。
他人の空似にしては・・・加齢などによる外観の変化は抜きにしても。
もし同一人物だったとしたら――
私だと気づいて、高校時代のことを思い出し意地悪を企てたのか。
上の前歯が抜けていた不気味な表情がおぞましく思えました。
仕事ゆえに(仕方なく)作業スペースの隅で朝から夕方まで箱潰し。
ドアを隔てた向こう側からは、何やら楽しそうな声が。
比較したくないくらいの立場の差。
ほんの数週間だったけれど、面白くなかったです。
誰からもねぎらいの言葉はかけてもらえなかったと思います。
最初・その次のほうがいくらかはましでした。
どちらの時も和気あいあいだった、と私だけが思い込んでいたのでしょうが。
箱潰しのすき間時間に頼まれて、一応は他の仕事もやっていました。
宅配便のシール(荷物を送る箱の表側に貼るやつ)に書き写し?
そのようなこともやりました。
確か、送り主と受け取り主の情報が書かれた用紙を見ながらでした。
”原稿”が印刷ではなく自筆だったので、達筆過ぎて読みづらくて。
どう書けばいいのか困りました。
わからない状態のままで書いたから、間違っていたかもしれません。
ちゃんと届いたのかなぁ。
その後、再度その工場への派遣を言い渡されたけれど、断わりました。
誰かが代わりに行ったのでしょうか。
お気の毒に、と内心思いつつ口に出そうものなら嫌味です。