とっくに取り壊されて別の建物が建っているその場所。
小学校卒業まで住んでいた家でした。
歩いて10分以上のところに小児科医院がありました。
小児科に通院する年令って小学校までなのでしょうか?
私は中学生になってから行かなくなりました。
小さい頃から丈夫じゃなかった兄は中学生になっても通院していたようです。
それもしばらくの間だけ。
高校生になる頃には大丈夫、というか人並み?になったようです。
兄妹共々その小児科から遠ざかり、縁が切れた状態になりました。
電車やバス、誰かが運転している車の窓、そして歩道。
数m離れた距離から建物を眺めるだけになっていきました。
建物を眺めるだけ、ではあったけれど――
看板はあっても何年も診察を行なっている気配は感じられず。
開店休業状態、だったのかどうかはわかりませんが。
院長先生の体調は良くなく、後継者はいなかった、そうです。
閉院した(らしい)のを知ったのはだいぶ経ってからです。
そのうち、看板も出入口のつい立てらしきものも外されていました。
誰かが住んでいるような気配はかすかにあるけど、実際はわかりません。
子供数の減少もあってか、小児科に通院する患者が減っていきました。
昭和から平成にかけて、小児科医院自体の数も減少していったようです。
別の小児科医院も、相当前に閉院していました。
看板などは外されても建物だけは残っています。
住居部分に誰かが住んでいるようですが(院長先生の親族?)。
”廃墟の館”状態ではないだけまだマシなのかもしれません。
近場では、私と母が通院している総合病院内に小児科があるくらいです。