地元じゃない短大で、2年間寮生活をしていました。
人間関係がうまく築けませんでした。
私が大の苦手な家庭科系で、行きたい学校じゃなかったのです。
勉強したかったのは書くほうでした。
でも、進学先を決める際の諸事情で、そこしかなかったのです。
高1の面談で、母は担任から言われたそうです。
事前の学校での適性検査で、私の人間性に問題ありとみなしたのか?
「高卒での就職は無理」と。
そして「どこでもいいから短大に行かせるように」と。
それだけではありません。
何の影響を受けたのか、母は昔から学歴志向が強いのです。
「(短大or大学の)門をくぐった人とくぐらない人とは違う」
人間の価値を学歴で判断しているのでしょう。
本来はそうじゃないことは母も知ってはいます。
でも、ちょっとしたところで出るんだとか。
日本は学歴社会だし、という考えがあるみたいです。
こういうところにも差別意識が働くのでしょうか。
そんなわけで、やめたくてもやめさせてもらえず。
入学当初からやる気は薄かったのです。
とある国家試験免除の資格も取るつもりはなかったのです。
(大の苦手な科目ばかりだったし・・・)
資格取得の為には、複数の科目が必須でした。
そうしないと卒業できないらしかったのです。
自由選択じゃなく、取らざるを得なかったのです。
実習や実験の授業は何人かのグループで行なっていました。
私がまともにやったことが数えるほどもあったかどうか?
授業の特性として、道具を使っていました。
もめてケガをしたら面倒なことになりかねません。
果たして、どう時間を過ごしていたのやら?
彼女達の多くは向学心が強かったようです(おそらくは)。
私は相反していたから、学内はもちろん寮でも仲間外れ。
露骨に学校をやめろと言われたこともありました。
(その2に続く)